きらきらひかれ

ジャニオタのブログです。→ほぼ茶の間。

10月が終わりました。

 

10月が終わってしまった。楽しかった10月が。

 

 

10月2日に大阪城ホールでコンサートが終わったと思ったら、その3日後の10月5日には『ABC座2016 株式会社応援屋〜OH&YEAH〜』の幕が開いた。

 

わたしは観劇した舞台の登場人物を基本的に全員と言っていいほど愛してしまう。好きになってしまう。今回のABC座もそうだった。

 

 

橋本くんが演じた天才プログラマーのいしけん、 戸塚くんが演じた熱烈な高校野球ファンのコンビニアルバイト店員のジョー、河合くんが演じた毒舌で元 予備校教師の修也、五関くんが演じた天才棋士 桂馬、塚田くんが演じた引きこもりで金髪のくりくり。

5人それぞれに愛おしいポイントがあって、わたしは彼ら全員がとても好きだ。

 

ジョーと修也、桂馬さんとくりくり、それぞれの関係性とかそういったものが描かれていたのはとても良かったし、桂馬さんとCATANAの対戦が殺陣で表現されていたシーンとか、桂馬さんの苦悩のコンテンポラリーダンスとかはオタクとして上がる部分でもあった(というか"桂馬"というキャラクター自体がオタク心をくすぐり過ぎる)。

 

 

そうなんだけど、ね。

 

そうなんだけれども、話の全体の流れとか、ちょっとしたセリフとか、どうしても「ん?」って引っかかってしまう部分があったのだ。ま、それはひとそれぞれ違うと思うのだけど。

 

 

 

 

 

(ここからめんどくさいオタクのひとり言になります。)

 

 

 

 

 

ひとつ取りあげると、「アイドルは客との関係性が〜」とか「アイドルを応援してると馬鹿にされてることだってあるんだ」とかっていう部分。あれはたぶん脚本家の方が"アイドルファン(ジャニオタ)としての観客"であるわたし(たち)を肯定している、というメッセージを込めたんじゃないかと思っているのだけれど、ひとこと言いたい。

 

うるせえよ(笑)

 

信じてほしいんだけど、キレてるわけじゃないんだ、本当に。それ表すために(笑)って付けたんだけど。

わたしが思うのはね、「そんなふうに肯定して頂かなくても、認めて頂かなくても、わたしは胸はってオタクやってます」ということなんです。"アイドル"と客との関係性なんてオタクが思っていることはそれぞれ違うと思うし(というか中には自分のことを"客"と言われるのも嫌なひともいるんじゃないかと思っている)、そこをセリフとして言葉にしてしまうのか〜と思ったりもした。

もちろんこういったセリフに励まされた人もいたと思うし、否定するつもりもないんだけれど、わたしは彼らがあるひとつの"職業"として"アイドル"をやっていることに尊さというか、惹かれている部分があるのだ。恋だの愛だのの「好き」とは(たまに近いときもあるけれど、基本的には)違うのだ。「応援したい」「支えたい」という気持ちがゼロなわけではないけど、わたしはあくまでも彼らを「観たいから」お金を払っているのであって、「わたしが支えるんだ」と思ってお財布を開いたことはいちども、ない。

上手く言えないし、もしかしたら脚本家さんの意図を捻じ曲げてわたしが解釈してるかもしれないのだけど、"あちら側"の人とこちら側(わたし)でズレというか、そういうものを感じてしまって『そうきたか〜〜』『おもろいなぁ〜(笑)』と思ったのです。

…ごめんな!!!ひねくれてるんだ!!!!許してくれな!!!!!

 

 

そんな感じで所々「ん?」ってなる場面はあったのだけど、観たあとに元気になったのは間違いないし、それって言い換えたら『応援された』ことになるんだとしたら、やっぱりアイドル、というか表現者としての彼らが持つ力って凄いなあと思います。

いつもは舞台が千秋楽を迎えると、喪失感が大きすぎて気持ちが沈むことのほうが多かったのだけど、今回この舞台は千秋楽を迎えても「楽しかった!」という気持ちで胸がいっぱいになりました。清々しいというかなんというか。「A.B.C-Zを好きになって良かった」という何度めかの確信もできた。

 

それと曲がとてつもなく良かった。語彙力のないオタクなので「良かった」しか言えないのが歯がゆいのだけど、とても良かった。耳に残るメロディーに歌詞。是非サントラ発売してほしいなあと思わずにはいられません。

 

今回もうひとつ良かったなあと思ったのが、出演していたJrたちだ。

They武道のふたり(江田くん、山本くん)、Travis Japan、MADE。正直この舞台に入るまでよく知らない子たちの方が多かったのだけど、この舞台に出てくれて、この子たちのことを知ることが出来て良かったと思う。演技にしろ殺陣にしろダンスにしろ、噂というか評判は聞いていたけれど「ここまでだったとは!」と驚いた。機会があればもっと彼らのことを観たいと思った。そんな中、チョロオタDDのわたしは仲田拡輝くんに見事に落ちました。コロッと落ちてた。なんか気づいたら落ちてた。ヒロキ好き。(いつかこのことについても記事を書きたい)

 

 

 

年に一度、自分たちのグループ名を背負って約1ヶ月も日生劇場に立つ5人。わたしはそんなひとたちのファンになれたことをほんとうに誇りに思います。お疲れ様でした、そしてありがとう。捻くれたオタクでごめんね(笑)。