きらきらひかれ

A.B.C-Zに落ちたオタクのブログ。だいたいポエムです。

良くハレた日に、

 

 

ここの読者さんにどれくらいわたしと百名くんに興味がある人がいるかは分からないけれど(笑)、それでも書いておきます。記録として。

 

 

7月14日、金曜日。その日の予定が思ったより早く終わって、「あ、当日券並ぼうかな」と、なんとなく思い立った。一度家に戻ってなにを着ていくか悩んで、いちばん気に入っている現場用のワンピースを着た。今年このワンピースを着るのは初めてだなあと心の隅でぼんやりと考えた。

 

目白駅までの電車の中で、心臓がそわそわして、妙に落ち着かなかった。まだ当たったわけじゃないのに、チケットが手元にあるわけじゃないのに、目白駅についたその瞬間回れ右をして家に帰りたい気持ちでいっぱいになった。

 

駅から劇場近くまでバスが出ていることは知っていたけど、なんとなく歩いて行こうと決めていた。天気が良すぎて焼けたコンクリートの道を20分くらい歩いて、ついた。

 

「小さい」とは聞いていたけど、外から見ただけだとそこに劇場があるとは気づかないくらいにこぢんまりとしていて、それでもそこに舞台のフライヤーが貼ってあって、「ここが百名くんのスタートの場所なんだな」と思うとその場にいるだけで泣きそうになった。

 

整理券をもらってパンフレットを買って、発表の時間まであと20分くらいあったから劇場のまわりをうろうろ歩いた。

発表の時間になって掲示板を見ると、わたしの番号はなくて、残念だという気持ちと一緒に、どこかほっとする自分がいて笑いそうになってしまった。わたしはまだ、百名くんに会うのが怖いんだと思った。わたしの知ってる仲田くんより百名くんの思い出が増えるのが怖いんだと思った。

 

劇場を後にして駅の近くのサンマルクに入ってアイスコーヒーを飲んで一息ついて、パンフレットを開いた。顔つきが全然違って驚いた。役者を語れるほど芝居を観ているわけじゃないけれど、そこに写っていたのは少なくとも"アイドル"ではなかった。わたしには"役者"にしか見えなかった。すっぴんで、髪もあんまり整えられてなくて、髭が剃り残してあって、それでも笑顔はわたしの好きな彼だった。そしてその笑顔で、たぶん心から楽しいんだろうなあと伝わってきた。インタビュー記事はわたしの知ってる彼でしかなくて、そこでは少し笑ってしまった。

 

ブログやツイッターで彼から発信される言葉からも分かっていたけれど、彼はやっぱり強くて勇気があって優しくて。そういうひとだと分かっていたつもりだったけれど、だけどわたしはアイドルとしての彼を見られた時間が短すぎたから、彼というひとを後から答え合わせしているようでとても楽しいなあと思う。「こういうひとだろう」とわたしが思っていたことが事実として分かる度に「やっぱり間違ってなかった」と嬉しくなる。嬉しくなると同時に少し悲しくなる。

 

わたしは神様とかはよく分からないしあんまり信じていないけれど、タイミングとか縁とか巡り合わせみたいなものは信じていて、だから今回の舞台はまだわたしは観るべきではなかったのだと、そう思っている。たぶん当日券のあの掲示板を見たときのわたしの感情が答えなのだ。

 

わたしが百名くんのことを応援し続ける限りは、いつか「仲田くん」よりも「百名くん」の思い出が多くなる瞬間がやってくるはずで、それがいまはまだ少し怖い。それでも百名くんを追うのはやめられないから、いつかやってくるその瞬間を考えて、わたしは少し苦しくなる。苦しくなって、それでも楽しみだとも思ってしまう。

 

 

百名くんの歴史はまだ始まったばかりで、だけどわたしが楽しみにしている"その瞬間"はきっと思っているよりも早く来る、と思っている。百名くんはきっとすごいスピードで前に進んでいく。そんな予感がする。そう思わせてくれる百名くんを、やっぱり好きにならずにはいられないなあと思う。

 

 

 

ボクが死んだ日はハレ、千秋楽おめでとうございました。百名くんの益々の活躍を祈って。

 

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