きらきらひかれ

ジャニオタのブログです。→ほぼ茶の間。

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(はじめにいちおう注意書きしておくけれど、これはあくまでもわたしの考えで、ここから先は戸塚くんの連ドラ出演決定に頭の沸いたオタクのただのポエムです)

 

 

 

 

 

 

わたしは以前、戸塚くんについてこんなふうにブログに書いたことがあった。

 

 彼が、自分を消して役に入り込んでいる瞬間を見るのが私はとても好きだ。彼は強くて格好良いひとに憧れていて、そんな役を演じている彼を見るとなんていうか、すこし救われたような気持ちになる。変な話だけど、彼自身を殺して役を生きているときのほうが、彼は楽でいられるんじゃないかな。面倒くさい自分を見なくて済むものね。

 

 

 (この記事はまあ、いろいろあったときに書いたものだからずいぶんとエモーショナルな感じになっているけど笑)

 

 

演じるってどういうことか全然分からないんだけど、素人なりに考えると、自分をある意味で「偽る」というか自分の上に役を塗り重ねるのが普通なんじゃないのかなと思う。だけど、わたしは戸塚くんが演じている役のほうが戸塚くんの「真」に近く見えてしまう瞬間が時々ある。役に憑依されて戸塚くんが戸塚くんじゃなくなってしまうんじゃないかと思ったときもあった。これはオタクの勝手な推測なんだけど、戸塚くんは多分、自分が自分である箇所を削ぎ落として削ぎ落として、ギリギリのところまで削って、そうして役を自分の肉として見にまとっていくタイプなんじゃないかと思っている。

 

戸塚くんが演じてきたひとたちはみんな「戸塚くんが全身全霊で読解しようとした人物」だと分かる。戸塚くんが演じているひとたちからはいつも戸塚くんの匂いがする。だから毎回いとおしくてたまらなくなって、彼にしかできない役なんじゃないかと、どうしようもなく思わさせられる。

 

 

戸塚くんのすごいところは、あれだけ綺麗な顔をしているのに、どんな日常にも紛れ込めるところだ、と思っている。戸塚くんの美しさはナチュラルで、どこまでも馴染む。「偽」の世界を限りなく「真」に見せる。境界線をぼやかして、つくりものの世界を本物に見せる。

 

 

わたしは歌って踊ってアクロバットしている戸塚くんももちろん大好きだけど、役を演じている戸塚くんが最高に好き、というのはちょっと前から自覚していて、それは多分戸塚くんが「愛」に溢れているひとだと分かるからなんじゃないかと思う。戸塚くんは演じる人物をいつでもみんな均等に愛していて、愛した上で理解しようとする。それは演じている戸塚くんを見ていれば分かる。あぁそのひとのことが大好きなんだ、っていつも伝わってくる。

 

 

新しい役に出会う度に、たぶん戸塚くんは全力で「彼」のことを愛して、探って、自分の中に落とし込もうとするんじゃないか。そんな作業はたぶんすごくワクワクするんだろうし、そのワクワクはこちらにも伝わってくる。戸塚くんの「彼」への探究心はきっととんでもないパワーを持っている。そうしてそのパワーは戸塚くんから「彼」へ、「彼」からまた戸塚くんへ、そうしてこちらへも巡ってくる。わたしはそんなパワーで満ち溢れている戸塚くんの姿を見るのがとても、好きです。

 

 

 

これからまたそんな姿が見られるんだと思うと、今から楽しみで仕方ない。ほんとうにおめでとう。戸塚くんの物語はどこまでも続くね。これからも応援しています。