きらきらひかれ

ジャニオタのブログです。

はしもとくんのお題を考えてたらいつの間にか河合くんになってしまっていたのでここでお焚き上げします

 

タイトル通りです。書いててなんか違うなこれって思ったんですけどせっかくここまで書いたからここにあげます。勿体無い精神!イェス!!

 

 

 

 

 

 

クリスマスイブの日、彼氏に振られます。マジかよ?って思うじゃないですか。マジなんすよ。

 

付き合って1年の3個年上の彼氏は、もともと好きだからとかそういうのよりは流れ的なタイミング的なアレで付き合い始めたんですけど、そんなのだったから付き合った当初は楽しかったけど、ちょっと経ったらよく喧嘩するようになって、最近じゃ喧嘩すらしなくなるくらい冷めきってたんです。でも一応イブはデートの約束してたし、久しぶりに服も髪もメイクも気合い入れて待ち合わせの場所に行きます。行ったら彼氏は既に到着してて、「お待たせ」って言いながら近寄ったらいきなり彼氏に真剣な顔で「ごめん」って言われる。「?」って思ってると、「ごめん、別れてほしい」って単刀直入に言われるんですね。いきなりすぎて混乱してると、「〇〇とはちゃんとしなきゃなって思ってたんだけど…おれも仕事忙しくて中々会えなかったし…言うなら今日しかないと思って…こういう話を電話で済ますわけにもいかないし…」ってぐちぐち言い訳みたいに言ってる彼氏見てスーーーって気持ちが冷めてく。(元々冷めてたけど)

 

彼氏(正確には元彼氏)がだらだら喋ってるのを聞き流して、終わって黙ったところで「で?要件それだけ?」って聞くと「うん…」ってうつむきながら言う。もう1秒でもその場所に長くいたくなくて「あっそ。さよなら」って言って来た道を引き返します。

 

リア充ばっかの街中歩きながら(ていうか変な気遣ってないで電話で済ませよ!今更どこ気にしてんだよ!!)ってぐるぐる考えてたらすごいイライラしてきて、誰かに話聞いてもらいたくなる。そんな時、真っ先に思い浮かんだのが高校からの腐れ縁の河合くんです。とっさに河合くんに電話かけちゃって、コール音なってるあいだに(あれ?ふみとって彼女いたっけ?いないよな?)とかそんなこと考えてる間に河合くんが電話に出る。

 

「もしもし?」
「ふみと?いまなにしてた?」
「なにも。さっき起きたばっかだし」
「今日なにする予定?」
「別に予定なんてなんもない」
「ほんと?じゃあふみとの家行くわ」
「は?なに急に」
「いいから行くね!じゃ」

 

って一方的に喋って電話切る。

 

河合くんの家の最寄り着いて、駅前のケーキ屋でカットケーキ4個買って、コンビニでシャンパン買ってから河合くんちに向かいます。

歩いて10分くらいのとこの河合くんちに着いてインターホン鳴らすと、起きて適当に着替えたであろうパーカーにジーパン姿の河合くんが玄関開けてくれる。ケーキの箱とコンビニの袋受け取ってくれながら「急にどうしたの?」って聞いてくるから「彼氏に振られた」って答える。

 

「は?マジ?」
「マジ」
「…彼氏ってあれだよね?飲み会で知り合ったって人だよね?」
「うん」
「ふーん」

 

って言いながら勝手にケーキの箱開けた河合くんが「こんなに買ってきて誰が食うんだよ…」とか言う。「ふみとはどうせ食べないんでしょ。わたしが食べるから」って言いながら勝手にキッチンからグラスとフォークとお皿持ってきてシャンパン注いで飲み始める。(河合くんちはもう何度も来てるよ。腐れ縁だからね)

 

「もう飲むのかよ」
「飲まなきゃやってらんないよ。ふみとも飲むでしょ?飲むよね?」
「おお」

 

って若干引き気味な河合くんのグラスにも勝手にシャンパン注ぎます。

 

シャンパンにちょこっとだけ口つけた河合くん前にして、手酌でシャンパン飲みながら愚痴をバーーーーーーッて言いまくる。河合くんはちゃんと聞いてるんだか聞いてないんだか分かんないけど、うんうんって相づち打ってくれます。で、ひと通りしゃべり倒した後で「…でもわたしも悪かったよね」ってぽそっと言ったら「〇〇は悪くないよ」って河合くんが言ってくれる。「ふみと〜〜〜〜」って叫んで思わず河合くんに抱きつくと、河合くんはなんにも言わずに背中ぽんぽんしてくれます。

 

「なんか、懐かしいな」
「懐かしい?」
「前もあったじゃん、こういうの。高校のとき、〇〇が先輩に二股かけられた挙句振られたやつ」
「…あったわそんなこと」
「あのときもこんなだった」
「…わたしってもしかして男運ないのかな」
「…」
「そこは否定してよ」
「…てか腹減ったんだけど」
「無視かよ」
「買い物行こうよ。鍋食いてえな」

 

で、河合くんと歩いてスーパー行く。河合くんが「最近ちゃんとしたメシ食ってなくってさあ」って言いながらカゴに食材入れてくのにただ着いてく。

 

 帰ったらまだ夕飯には早い時間だけど河合くんはキッチン立って鍋の準備し始めます。「手伝おうか?」って聞くと「いいよ、すぐ終わるし」って言われます。

 

河合くんが手際よく完成させた鍋ふたりでつついて、適当にテレビ見ながらお酒飲む。

 

 

鍋終わったあとはソファに移動してお酒飲んでたんだけど、気づいたら寝ちゃってて、河合くんに「そろそろ出ないと電車なくなるよ」って起こされる。「帰るのめんどくさい泊まる〜〜」って酔っぱらいが言うと、河合くんは優しい顔で、だけどきっぱり「それはだめ」って言います。「ほら、駅まで送ってくから」って言う河合くん。

 

「やだ帰りたくない」
「帰りたくないじゃないから。ほら立って」
「やだ」
「子どもか」
「子どもじゃないけどやだ」

 

「だめ?」って聞くと背を向けてしゃがみ込む河合くん。どうしたのかなって思ってると「はーー…」ってため息聞こえる。

 

「…怒った?」
「違う」
「わがままいってごめん」
「そうじゃない」

 

背を向けたままの河合くんがどういう顔してるか不安になって、ソファから立ち上がって河合くんの正面に回り込んで顔見ようとするんだけど、「見んな」って顔抑えた河合くんに言われます。

 

「ごめん。帰るから」
「…違くて」
「何が違うの」
「ほんとに〇〇は…なんなの?」
「なにって」
「振られたとか言って抱きついてくるわ、酒飲んで隣で寝るわ、泊まるとか言い出すし」
「…」
「おれがどんな気持ちかわかってないでしょ」
「…ごめん」
「わかってないくせにごめんとか言うな」
「…」
「はーーー、マジでなんなの」

 

って2回目のため息ついて前髪ぐしゃってやる河合くん。

 

「耳赤い…」

「…うるさい」

「…あの、ほんとにごめん。飲みすぎて調子に乗っちゃった。もう帰るから」

 

って立ち上がろうとしたところで腕掴まれて、気づいたら河合くんの胸の中にいる。

 

「…ふみと?」

「…」

「ね、苦しい」

「…おれと付き合わない?」

「…は?」
「…」

「ふみと、わたしのこと好きなの?」

 

こくん、て頷く河合くん。


「そんなの知らない」
「…高校の時は先輩に振られて彼氏いなくなったと思ったら今度は大学生の彼氏作って、大学入って別れたと思ったらまた別の彼氏作って、就職してやっとそいつと別れたと思ったらフラフラ合コン行ってすぐ新しい男作ってきたやつにどのタイミングで言うんだよ」
「え、ちょ、っと待って」
「なに」
「そんな前からわたしのこと好きだったの?」

「…悪いかよ」

「…ばかじゃん…わたしなんかのこと…」

「そうだよ、馬鹿だよ」

 「…」

「もういい加減おれのものになんない?」

「…わたし、きょう彼氏と別れたばっかだよ」

「そんなのもう今更どうでもいいよ」

「…」

「もうそういうの、いいから。〇〇はおれのこと好き?それとも嫌い?」

「…嫌いではない、けど」

「…ほんとかわいくない女だな」

「だってふみとのこと、そういうふうに見たことなかったし…」

「…容赦ねえなあ」

「ごめん」

「もういいよ、お前がいま、おれのことそういう好きじゃなくてもなんでもいい。元彼のこと忘れるために利用してもいい。だけどおれはぜったい〇〇のこと、悲しませたりしない」

 

河合くんに顔覗き込まれながら真剣な顔でそう言われたあと、河合くんの名前呼ぼうとするんだけど、途中でまた抱きしめられて、最後まで呼べない。痛いくらいにぎゅうぎゅうに抱きしめられながら耳元で「好きだよ」って言われます。

 

「ふみと、」

「ん?」 

 「ありがとう」

「…ん」

 

髪撫でてくれてた河合くんが「今日は泊まるんでしょ?」って聞いてくる。

 

「は?え、?」

「…いや、だってもう電車ないよ」

「あ、」

「安心して。なんもしないから」

「…」

「なに?それともなんかされたかった?」

「違うから」

 

シャワー浴びて、借りた河合くんのスウェットに着替える。ソファでぼーっとしてると後からシャワー済ませた河合くんに「ほら、もう寝るよ」って言ってベッドのとこに連れてかれる。

 

「手前と奥、どっちがいい?」

「…どっちでもいいよ」

「じゃあおれ奥いこ。…ほら、おいで」

「やだなんか恥ずかしい」

「なにが」

「なにがって…」

「いまさらなにを恥ずかしがるんだよ」

 

って言われるから、背を向けてベッドにもぐりこむ。

 

「ねえ」

「なに」

「こっち向いてよ」

「やだ」

「向けって」

 

仕方なく寝返りうって河合くんのほう見ると、河合くんと目が合います。で、3秒くらい沈黙のあと、ゆっくり顔が近づいてくる。もちろん逃げられるはずなんてなくて、そのまま河合くんにキスされます。わりと長め。

河合くんが離れたあとで深く息ついたら「下手くそ」って河合くんに笑われる。

 

「…うるさい。ていうか何にもしないって言ったじゃん」

「あれくらいはよくない?」

「なにそれ…」

「顔赤くなってない?かわいー」

「…ふみとってそういうこと言うやつだっけ…」

「言わないだけで何年も前から思ってたし」

「ふーん…」

「あ、照れた?」

「べつに」

 

「寝よっか」って河合くんが言うけど(こんな状況で寝られるわけないし)って思う。そんな心境知ってか知らずか河合くんが髪撫でてくれるのでそのうちうとうとして、気づいたら朝です。

 

 

 

起きたらちょうどスーツの上着着ようとしてる河合くんに「あ、おはよ」って言われます。

 

「おれ先出るわ。早く行かなきゃだから」

「そうだったの?」

「うん。〇〇は?今日」

「仕事だけど、まだこの時間ならいったん家戻ってからでも余裕だし」

「そっか。朝メシ作って置いといたから食べていいよ」

「…ありがと」

「あ!ケーキ冷蔵庫の中だからそれは持って帰れよな。結局まだ3個残ってるし。おれ食べないから」

「うん…」

「…あとこれ 」

 

って河合くんに鍵握らされます。河合くんちの合鍵。

 

「べつにおれが渡したいから渡すだけだから」

「…ん」

「…じゃあ、」

「うん、行ってらっしゃい」

 

「行ってきます」、って頭撫でてくれた河合くんが死ぬほどやさしい顔してて、部屋にひとりになったあとしばらくぼーっとします。鍵握りながら。終

 

 

 

 

 

 

(因みにこの子は特別美人ていうよりは持ち前の明るさとコミュ力で彼氏が切れないタイプの女!!!以上!!!!)