きらきらひかれ

ジャニオタのブログです。→ほぼ茶の間。

20181112

 

 

こんなことを書く意味は無いとは分かってはいるんですけど、なかなか経験することってないと思うから記念に書こうと思います。人によっては不快に感じるかもしれないので、あー無理っすわ!ってなったらすぐ閉じて下さい。

 

 

 

 

 

 

 

ちょっと前にツイッターのアカウントを消しました。理由は言わずに消したんですが、今その理由を言うとすれば戸塚くんのファンを、戸塚担を、一旦辞めたい、と思ったからです。

 

そもそもあのアカウントは(このブログを読んでくれている人が全員私のツイッターも見てくれていた、という前提で話してすみません)、戸塚くんが好きで、好きで好きでどうしようもなくなって作ったアカウントでした。戸塚くんの文脈で語るなら、わたしの心の形が変わったから。だからもうそのままじゃいられないな、と思って消しました。事後報告になって、というかそもそもそこにそんなに興味もないと思うんですけど、そういうことでした。

 

 

わたしはずっと「降りる」ということは「好きじゃなくなった」ってこととイコールだと思ってたんですけど、どうやら違ったようで。いや大きなくくりで言えば一緒なのかもしれないけど、厳密には違くて。今の戸塚くんについては正直心は動かされないけど、担当を降りる直前まで、多分わたしが戸塚担であった最後の1秒までの戸塚くんのことは、これを書いている今でも絶対に嫌いになれないんですよね。嫌いになれないというか、許してしまうって言ったほうが近いかもしれない。

 

それぞれ担降りって違うものだと思うけど、わたしの場合はそうだった。

 

 

もっと悲しいとか辛いとか、そういう感情になるかなって思ってたんですけど、全くそうじゃなかった。「降りよう!」とかそういうふうにヨイショッ!みたいな心の準備があったわけでもなんでもなく、気づいたときには「ああもうわたしはこのひとの担当ではないな」って、静かにそう思いました。

 

 

このブログの最初に「戸塚担を一旦辞めたい」と書いたのは、将来の自分への保険です。1年後にでも来週にでも、もしかしたら明日にでも、わたしはまた戸塚くんの担当を名乗りたくなってしまっているかもしれないから、そのくらい魅力的な人だって今でもわりと本気で信じているから、そう書きました。

 

 

 

 

あとは、なんだろうなぁ。よくある思い出語りみたいなのしていいですか?笑 勝手にします。

 

 

 

 

戸塚担をしている間、たくさん大切な思い出が出来ました。仲良くしてくれた友達もそうだし、オタクじゃなかったら絶対行かなかった場所にも行けた。夜行バスで大阪行ったり、神戸まで飛行機で飛んだり。オタクと現場後に飲むお酒がめちゃくちゃ美味しいって知ったのも、戸塚くんのオタクをやってたからだと思う。

 

いつまでも覚えておきたいと思う戸塚くんの現場は、やっぱりSLTのオーラスかなあ。このブログを前から読んでくれている方にはね、「またかよ!」って感じだと思うんですけど。すいませんね、またします。

 

わたしはジャニオタになるまで、何かを見て感動して泣いたりとか、そういうのに縁遠い人間だった。まあ今は、単純に年取ったから涙もろくなったのもあると思うけど。

SLTの、もっと言えば『世界一』の戸塚くんは本当に綺麗だった。綺麗っていうか、無垢っていうのかなあ。ビューティフルじゃなくてピュアのほう。

そこにいる人がきれいで、きれいすぎて泣いたことってあります?わたしはなかった。あのときが初めてだった。発光して見えたもん。本当に。

戸塚くんがきれいだなと思ったらなんだか泣けてきて、どうしようと思って隣を見たら連番した友達も泣いていて。今思い出すとなんか、眩しいな。ああいう体験ってしようと思って出来るものじゃないし、もう2度とないかもしれない。それはそれで、いいような気もする。

 

 

 

わたしは戸塚くんとよく似ていると勝手に思ってて。まあそれは当然内面の話なんですけど。だから戸塚くんが底の深いぬかるみみたいなものに足を取られてた(ように感じた)時期は自分を鏡写しで見てるみたいで辛かった。だけどそんな自分も結局のところ大好きなんだろうなぁ、って思わせる戸塚くんから発信される文章とかを読んでいると、なんていうか毎回すごく救われたような気持ちになった。自分のことをもっと好きになってもいいんじゃないかって思えた。戸塚くんは愛に寛容な人だから、愛を基準にして世界を見てる人だから、愛に貪欲な人だから、結局なんだって愛さずにはいられないんだろうなって思う。それが他人でも、自分でも、誰でも。世界を。

 

 

 

戸塚くんに「ここを直して!」とか「ここはこうするべきだよ!」とか、担当やってる間は(多分)一度も思ったことなくて。何て言うか、もう半ば諦めというか。諦めって言うと言葉が悪いかもしれないけれど、もう今さら変わらないよねっていう。32歳だしね笑。戸塚くんはずっと変わらないと思うし、変わってほしいとも、もうこれを書いてる今は思わない。だから戸塚くんを愛してる人たちのために、一生懸命にこれからもアイドルとしての戸塚祥太さんを生きてください、っていうのはこんなどこにでもいるオタクが言えた言葉じゃない、ので。

アイドルとしての戸塚くんがもっとたくさんの人から愛される世界であって下さい、ということにしておきます。この世界へ、ね!

 

 

 

 

こんなのね、今さら担降りしたやつがうるせーよって感じだと思うんですけど笑。でも、それでも3年くらいかな?戸塚くんを見てきたのはわたしの中で事実で、本当に嘘じゃないので。たった3年ぽっち、って思われても当然だけど、でももうわたしには絶対に戻ってこない3年間なんです。だから書きたいことを思った通りに書きました。

 

 

 

 

 

 

なんかツイッター消したときより、今のほうが悲しいなー。悲しいじゃなくて、さみしいかな。これを書き終わったら本当の本当に、終わり。

 

 

 

わたしは『自担の戸塚くん』をずっと、戸塚祥太 作・演出・主演の『ジャニーズアイドル 戸塚くん』として観てきたつもりだったんですけど。とても楽しかったよ。面白かった。戸塚くんが人生かけて演者やってるものの観客が出来て、本当に良かった。

 

 

 

 

戸塚くんのことを好きでいたときの自分とその感情は、今思い出してもすごくすごくきれいだったなって思っていて。これまでの戸塚くんのことを思い出しながらこの文を書いていたら、そのときの気持ちを思い出して、なんだか懐かしくなった。

 

 

 

 

いま、このとき、一旦区切りをつけようと思った今。

 

 

自分が戸塚担だったことを、きれいな思い出に昇華しようとしている自分の心の動きを、わたしはいままで全ての答えだと思うことにする。ありがとうとかそんなことを言いたいわけじゃない。そんなこと、この段階で言えるほど出来たオタクじゃない。だからとりあえず、これからも元気にアイドルやってて下さい。以上。

 

お誕生日、おめでとう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

あとがき


感想を送ってくださった方へ。ありがとうございました。わたしの書いた文を読んでそう思ってくれたこと、純粋に嬉しかったです。最後に、そんな言葉が貰えると思ってなかった。本当にありがとうございます。

 

 

 

 

 

 

ひと月くらい前に人生で初めて煙草を買った。戸塚くんのファンをどう続けていこうか、わりと本気で悩んでいたときに買いました。今思うと何やってんだよ、って感じだな!笑 恥ずかしー。

1ヶ月かけてゆっくり消費して、このブログを書き上げたとき、残っていた最後の2本を吸いながら、自分の文章を読み直しました。灰になっていく煙草を見て、メロンソーダみたいな味の煙を吸いながら、なんだか戸塚くんが好きそうなシチュエーションだなあと思いました。なんとなく。もう吸いません。

 

おわり

 

 

 

 

 

 

 

11/14 追記

また感想を送ってくださった方がいたので、ここにお返事を書きたいと思います。ここに書くのが、なんとなく正しい置き場な気がするので。

 

わたしは戸塚担でいた3年と少しの間、戸塚くんのことをいちばん「知りたい」と思う対象として見ていた節がありました。

わたしの研究室のボスに『PDCA』(プラン・ドウ・チェック・アクション)という言葉を教えてもらったことがあります。目標を計画的に、効率よく達成するためのものらしいですね。これとは少し違うけど、どういうひとなんだろうって考えて、現場に入って、自分なりにそれを噛み砕いて、ツイッターやブログにアウトプットする…まあ実際はそんな堅苦しいものじゃなかったですけど笑。でも、それを繰り返してきた3年だったと思います。

今回感想を読ませていただいて思ったのは、わたしは戸塚くんがどういうひとであるかを知りたいと思うのと同時に、自分自身が戸塚くんという存在に触れてどう変化するのかも知りたかったのかもしれない、ということです。わたしはずっと前から、わたしのことが好きではないです。多分『自尊感情』というやつが低い人間ですね笑。だから「どうやったら好きになれるか」というか「どうして嫌いなのか」をずっと探っていました。その探索の延長で、きっと自分を客観視しようとしてるくせがついてるんだと思います。まあだから何?って話なんですけど、感想をいただいてわたしはそれに気付けたので、ありがとうございます、とお礼を言いたいです。

アイドルを応援するのって、とても面白いことだと思います。自分ではない他人を通して、自分を見ることがあります。チケットの当落とか、当たったあとも座席の位置とか、自分よりも他のひとが羨ましくなって妬ましくなって、そんな自分を嫌な人間だって自覚させられることとかあります。…これを書いている今、だから自分めんどくせーんだよ!ってキレそうになってきたので、そろそろここらへんでやめておきます。

あ!このブログを読んで「柔らかくて優しいかたなんだろうなと感じました」って、わたしの人生史上3本の指には入るであろうものすごい褒め言葉(ですよね?)をいただいたんですけど、普段のわたし、めちゃくちゃ言葉遣い悪いです笑。でも高校の時大好きだった先生に「言葉はそのひとを写す鏡」って言われたことがあって、それから書く文だけは丁寧を心がけてきたので、本当に嬉しかったです。ありがとうございました。これからもお互いにジャニオタ楽しみましょう。note、頑張って書こうと思います。