きらきらひかれ

ジャニオタのブログです。→ほぼ茶の間。

河合郁人さんと呑み友達になりたいので妄想しました。

 

 

 

河合くんと呑み友達になりたい。それ以上でも以下でもなく、ほんと〜〜〜〜〜〜に呑むだけの友達になりたいです。

 

 

 

 

河合くんは会社の同期がいい。

同期の中どころか社内でもダントツでイケメンの河合くん。入社したときに若干社内がざわつくレベル。初めて会った時は「うわ〜〜〜〜イケメンだなぁ〜〜〜この人」ってだけの印象で、なんか綺麗すぎて怖いから近寄らないようにしよって思うんですよ。

でも歓迎会やら親睦会やらで何度か呑むうちに「あれ?こいつただのイケメンじゃないな?」ってなるんですね。頭は切れるしなんか若干闇抱えてる?みたいな。話も食べ物もお酒の趣味も合うから気がついたら2人で呑むことが多くなってた感じっす。ウス。

 

 

河合くんと仲良くなって知ったのは、彼女が大体半年周期で変わるってことです。河合くんが「別れた」とか「新しい彼女出来た」って直接言ってくる訳じゃないんですけど、見たことないネクタイとかハンカチとか持ってるとなんとなく察しちゃうんですよ。あ、彼女変わったかな?って。

 

で、「いまどんな子と付き合ってんの?」って聞くと隠すでもなく、スマホに入ってる写真見せてくれます。ツーショだったり彼女だけだったりいろいろです。大体ふわふわしてる感じのクッソ可愛い子。え?どこの読モ??みたいな。毎度毎度おんなじタイプの子でブレない河合くんに「ま〜〜〜〜たこういう子と付き合ってんの?」って言いたい。「うるさい」ってぶっきらぼうに言われたい。

「そっちこそ隣の課の福田さんはどうなったの?」

「福田さんは見る専門だから。目の保養だし」

「そんなんじゃ彼氏できねえなぁ」

「大きなお世話です」

みたいな会話を河合くんの彼女が変わるごとにしてます。

 

 

 

 

で、河合くんと呑み友達になってから3年目の春くらいですかね。「あれ?最近彼女のこと聞かないな?」ってなるんです。「今どんな子と付き合ってるの?」ってあの質問したら河合くん、「今は付き合ってる子いない」って答えます。

 

「え?なんで?そんなの初めてじゃない?どうしたの」

「ん〜、でもいいなと思ってる子は、いる」

「え?!なにそれ珍しい!!写真!!」

「えぇ?やだよ」

「この前残業手伝った恩忘れたの?」

「そういうところ、お前ほんとめんどくさいよな。…これ」

そこに写ってたのは今までとちょっと違うタイプの子だったんです。もちろん可愛いけど飛び抜けて可愛い訳でもない、ちょっと地味めの子で。あれ?って思いますよね。

 

「…今までとちょっとタイプ違くない?」

「そう?」

「うん」

「…なんかさ、この子は今までとちょっと違うんだよ。上手く言えないけど」

「ふーん」

って河合くんの方見たら、えらい優しい顔でスマホに写ったその子の写真見てたんでまたびっくりします。そんな顔見たことありませんでしたから。

 「うまくいくといいね」

「ま、おれがなんの勝算なくお前に写真見せたりすると思う?」

「…河合くんってそういうところあるよね」

 

 

 

 

で、さすが河合くん。その子と上手くいって無事付き合うことになったみたいです。それからは河合くんと呑む頻度がちょっと減って、たまに呑んでるときに彼女の話を聞いたりするのが前と変わったところですかね。すげ〜〜〜楽しそうに彼女の話する河合くんをからかってやりたいです。

 

 

 

それから1年半くらい経ったころでしょうか、河合くんから珍しくランチに誘われます。夜呑みに行くことはたくさんあったけど、昼間にランチすることはなかなかなかったんで若干緊張しますよね。

 

 お店に入ってそれぞれ注文したあと、最近どう?みたいな話してお冷飲んで、そうしたら河合くん、いきなり「報告したいことがある」って言うんです、やけに真剣な顔で。で、「なに?改まって」って聞いたら「結婚する」って言うんですよ。

 

まぁ〜〜〜〜ビックリしましたよね。だって河合くんの口から『結婚』の言葉が出るなんて。

 

「急だね、びっくりした」

「おれもちょっと、驚いてる」

「河合くんと結婚ってなんか結びつかない」

「おれもそう思う」

「例の彼女と?」

「そう」

「そっか、おめでと」

「ありがと」

って会話して。「今日の夜ひま?久しぶりに呑みいこ」って言われます。

 

 

 

いつもの居酒屋に先について、ビール呑んでたら河合くんが背の高いイケメン連れてやって来ます。

 

「ごめん、遅れて」

「わたしもさっき来たから。…で?」

「これね、おれの後輩、橋本。橋本、これおれの同期の〇〇」

「〇〇さんのこと、河合さんから聞いてます。初めまして」

「〇〇です、初めまして」

「橋本、すげーいいやつだから。あと酒も好きだから。呑み仲間にいいかなって」

「なるほど…?」

急に登場した橋本くんに若干ビックリしますけど、河合くんのいった通り橋本くんがすげーいいやつなので楽しく3人でお酒呑みます。橋本くんも河合くんが結婚するって知ってて、その話題で盛り上がります。そんな時、テーブルの上に出してあった河合くんの携帯が鳴ります。画面見て、「ごめん、ちょっと電話」って断ってお店の外に出て行く河合くん。

 

「噂をすれば、ですかね」

「ぽいね」

「〇〇さんって河合さんの彼女見たことあります?」

「写真なら」

「おれね、前にたまたま会ったことあるんですよ。駅前でバッタリ。その時の河合さん、普段見せない顔しててびっくりしたなぁ。なんかすごい優しい感じで。いや、普段が優しくないってわけじゃなくて、」

「わかるよ。わたしもその顔、見たことある」

 

みたいな話を橋本くんとしてたら河合くんが戻って来ました。もうね、すげえ楽しそう。っていうかにやけが隠せてない。「あ〜〜幸せなんだな」って思います。

席に戻った河合くんに橋本くんが質問してます。

「彼女ですか?」

「…おう」

「河合さん、なににやけてるんすか」

「別ににやけてねえし」

「隠せてないですよ。キモイですよ」

「お前、先輩にキモイとか言うな」

 

 

橋本くんにキモイとか言わても幸せそうな河合くんを見て、一瞬、ほんの一瞬、0.1秒くらいなんですけど「もし河合くんと付き合ってたらどうなってただろう」って考えちゃったんですよ。河合くんがどんな人かは良く知ってるんです。彼女がコロコロ変わってた時期もあったけど、遊んでたわけじゃなかった。どの子もみんな、付き合ってるときは本当に大事にしてたってわたし知ってるんです。だけどいまの彼女は特別なんだって、それも分かっちゃうんです。河合くんみたいな人に特別にされたらどんなだろうって考えちゃったんですよ。すごい幸せだろうなって。

 

でも0.2秒後に「イヤ、わたし潔癖無理だしな」って考え直します(激早)。「細かいの気にされるのも無理だし掃除も苦手だし友達がちょうど良かったわ」って落ち着きます(自己完結)。

 

 

 

帰りの電車は、河合くんだけ別方向で、わたしと橋本くんは途中まで一緒だそうなので河合くんとは駅で別れます。 

2人で電車乗ってたら橋本くんがちょっと言いづらそうに話し始めたんですよ。

 

「あの、これ、河合さんには言うなって言われてたことなんですけど」

「ん?」

「河合さん、『おれが前みたいに〇〇と呑みに行けなくなるかもしれないから、代わりに呑み友達になってやってくれない?』って。『あいつ、なんかあるとヤケ酒するから』って」

「……ほんとにあいつは、」

「河合さんって、優しいですよね」

「うん、けどちょっとお節介だよね」

「おれもそう思います。子どもじゃないんだし」

「ほんとにね」

「でもおれ、河合さんのこと好きなんで、尊敬してるんで」

「そっか」

「〇〇さんもいい人だし、話合いそうだし、河合さんに言われたからって訳じゃないですけど、なんかあったら呼びつけてください。酒、呑みましょう」

「ありがとう(笑)」

 

ってねえ、河合くん、どんだけいいやつなんだよって。ちょっと世話焼きすぎじゃね?って思わなくもないですけど、河合くんらしいですね、ハイ。

 

 

 

ちなみに橋本くんともただの呑み友達のままですよ。橋本くん、彼女いるんで。スタイル良くてクッソ可愛い受付嬢と付き合ってるんで(無駄設定)。

 

 

 

 

 

 

ってことで前々から「河合くんと酒のみて〜〜〜〜」って妄想してたんですけど、いざ文字にしてみたら3500字超になりました。長いですね。びっくりですね。しかも終着点がよくわかりませんね。すいません。

ここまでお付き合い頂いた方々、ありがとうございました。どうでもいい妄想劇場に巻き込んですいませんでした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

締めます。